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オーダーさるくに行ってきました③


さて、斜行エレベーターを5階まで登りまして、

そのまままっすぐ歩いたところに、

今度は垂直エレベーターがございます。

この垂直エレベーターを昇ると

「グラバー園」の入口(第二ゲート)があります。

今回のコースには「グラバー園」は含まれておらず ^.^;

エレベーターを昇り切ったところからの景色

(今回写真を撮り忘れていて、以前夕刻に取った写真です(笑))

とにかく景色が良いです!

さて、ここからまた垂直エレベーターで下に下ります。

少し歩くと「南山手レストハウス」があります。

幕末に建てられた石造りのお家です。

グラバーさんの弟さんが住んでいらっしゃいました。

こちら側から見ると、テラスにあたる部分に木柱があります。アーチの飾りを施しているのが、いかにも居留地住宅らしいですね。

テラスから入って右手に出ると玄関があるのですが、そちらはかなり立派な石柱で支えられています。

現在の「グラバー園」は点在していたその当時の洋館を

移設して公園として整備しておりますが(有料)

「グラバーさん弟邸」(現:南山手レストハウス)は移設されず

当時からここに建っていたそうです。(こちらは無料)

 

「南山手レストハウス」から「大浦天主堂」方面に下る坂道

誰が名づけたか、「祈念坂」と申します。

祈念坂を下って右手に行くと

「大浦諏訪神社」

「妙行寺」

左へ行くと

「大浦天主堂」

そう、神社、お寺、教会

が本当に隣同士に建っている

「祈りの三角ゾーン」と言われる場所なんです。

ちなみに

「妙行寺」はフランス、イギリスの領事館が建つ前に、間借りをした場所らしい!

お寺に異国の領事館があったとは、不思議ですね。

こちらの門は祈念坂を降りていくと右側にあります。

今は門のみ残されております。

実はこの中に、グラバー住宅が建っていたそうです。

(今は移設されて、グラバー園内にございます)

こちらの煉瓦は、祈念坂を降りていくと左側にあります。大浦天主堂の弊なのですが、煉瓦の積み方がアメリカ積だそうです。

煉瓦の積み方を見ると、イギリス積み、オランダ積み、フランス積みなどが分かるらしいです。

ちなみに、S字に鉄が打ち込んであるのは分かりますか?このS字、ところどころにあります。

当時はこういう杭で、壁を補強していたそうです。

祈念坂にある側溝です。

こちらも居留地時代のまま。

実は欧米人が日本の生活で最も嫌ったことが、衛生面だったそうです。

雨水や汚水などが川や海に流れていく時に、今までの側溝だと、溝の地面が土のまま。

滞るので不衛生だったとか。

そこで、居留地にある溝は全て、全面石で敷き詰めた溝になったそうです。

長崎で有名な坂で「どんどん坂」がありますが、そちらの側溝は石造りの三角溝です。

(しかしながら、こういう溝が増え、井戸水が枯れるなどの不都合な面もあったらしいです。)

では、いざ!最後のGOAL地点「大浦天主堂」へ(また明日~)

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