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11/23秋田長崎お手紙でつながろうを開催いたしました

更新日:2020年2月8日


11/23(祝・土)長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館様にて

「秋田長崎お手紙でつながろう」お手紙ワークショップを開催いたしました。

今回は長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館様が11月に開催している

「孫文・梅屋庄吉友情月間」の中のひとつのイベントとしてお手紙イベントを開催することになり、

てがみ屋を講師に呼んでいただきました。

こんなに素敵なチラシまで作っていただきました。

このチラシ紙質もすごく良くて、私が毎回作るチラシの何十倍もグレードが高いものでした!!

ありがたいです。

 

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館さま外観

(名称が長いので以下「ほんしゃん」と記載させていただきます)

こちらの建物は秋田県出身の「下田菊太郎」の設計

下田菊太郎建築の建物で現存するのはこのほんしゃんだけという

とても貴重な建物です。

1Fホールの様子

当初「銀行」として建てられたので、1FのホールはL字型のカウンターが目を引きます。

通常は机もこのような配置になっております。

 

今回ワークショップは夜間の開催でした。

一旦17時で通常の営業を終えられて、その後ワークショップ用に椅子とテーブルを配置していただきました。

「今日からクリスマスツリーを設置しました」

という嬉しいお言葉♡

実は翌日「ローマ教皇」が来崎されるということもあって設置したそうなのですが

夜のイベントに雰囲気ぴったり。

しかも私クリスマス生まれなので、余計シンパシーを感じて嬉しかったです。

秋田から届いたお手紙と

今回のワークショップ用にセットした特別仕様のオリジナルレターセットなどをセッティング

ひざ掛けまでご準備いただき、ほんしゃん様のきめ細やかな配慮に心を打たれました。

 

今回のワークショップはこんなきっかけで実現したのですが↓

お互いを知らない相手との1回限りの文通という今までにない内容でした。

今回長崎宛に先にお手紙を書いていただきました秋田県近隣の

16名の皆さまには本当に感謝しております。

 

以下当日の流れに沿って模様をご紹介いたします。

18:30~ ほんしゃん様と私から簡単なごあいさつ後

2Fの展示室の見学をしていただきました

夜のほんしゃん本当に素敵でした。


参加された皆さまに好きに見学をしていただくスタイルでしたが、

要所要所でほんしゃんさまから解説をしていただきました。

これがとても分かりやすく大好評でした!

展示物の前にタブレットもあり、1人で見学に来ても分かりやすいのですが

きちんと解説をしていただくと更に深く知識として頭に入ってきます。

今みんなが見ているのが

秋田県にかほ市出身の白瀬矗による「日本南極探検」のフィルム

こちらを制作したのがM・パテー商会(のちの日活)

このM・パテー商会の設立にかかわったのが梅屋庄吉です。

 

19:00~お手紙ワークショップ開始

今回は2つのワークを体験していただきました。

1.「言霊」自分が楽しくなる自分宛のお手紙を書いてみましょう。

 思いつかない方は自分が言われて嬉しい言葉(単語)を書いてください。

というワーク。

書いていただいたあと、皆さんにも発表してもらいました。

これは、ここ最近「言霊」って本当にあるんだなぁと実感しているてがみはとが

どうしても皆さんにも体験して欲しかったワークです。

「ことばは相手を生かし、自分も力づけられる」という渡辺和子さんの文章を引合にだしつつ、

私が思うお手紙の良いところを紹介いたしました。

日々使う言葉はきれいな方がいいです。

相手に投げかける言葉、思わず自分に言ってしまう言葉

全ては自分が聞いています。

お手紙にもいい言葉を書くと、自分が励まされます。

2.メインイベント「秋田長崎お手紙でつながろう」

最初に秋田県にかほ市に地域おこし協力隊として赴任している

溝上由紀さんから秋田県にかほ市のご紹介と

秋田でおこなった池田修三木版画展、お手紙の企画の説明をしていただきました。



11/2~11/10までにかほ市で行われた池田修三木版画展にご来場いただいた方16名に

「長崎に住むあなたへ」というお手紙を書いていただいておりました。

そのお手紙に返信をします。


秋田から届いたお手紙やレターセット、びびっときたものを皆さんお席に持って行きます。






たっぷり40分の時間でお手紙の返信を書いていただきました。

ご自分で作られた消しゴムハンコをお手紙に押したり、

遅れて来るので前もってある程度手紙を書いてきましたと持ってこられた方など、

本当に色んなスタイルでお手紙を書いていただきました。

この40分の間、私は皆さんの様子を見守っていたのですが

本当に真剣にお手紙に向き合う姿に、胸いっぱいになりました。

秋田の皆さん、返信をしばらくお待ちくださいね!

そして、もしも宜しければ届いたお手紙に返信をいただけると

すごく嬉しいなぁと思います。

今回はあくまで1回限りの文通という企画ではありましたが、

この中から何人かこの後も文通仲間として繋がるご縁があるととても幸せに思います。

 

実は、全く狙っていなかったのですが

11月23日は「いいふみの日」でした。

日本の暦でも天赦日という吉日だったようで、ダブルでいい日取りでした。

色んなタイミングが重なって実現できたこのイベント

始まる前はドキドキでしたが、終わった時の充実感が半端なかったです。

ご参加いただきました皆さま、

更に応援していただきました方にも感謝申し上げます。

そして、ほんしゃんスタッフの皆さま

溝上由紀さん 本当にありがとうございました。

またこの場所でいつかイベントが出来ますように。

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