明日は心でできている 小山薫堂著
私は小山薫堂さんが大好きです。
元々のきっかけは「人を喜ばすこと」という本を読んだからなんですが
なんて「真面目にふざけた人」なんだろう!と思いました。
その後、長崎に講演にいらっしゃったときにも聴きに行って
ますます大ファンになりました。
小山薫堂さんは、放送作家、脚本家です。
会社を2つ持っているのですが、
一つが放送作家のお仕事。
もう一つが企画の会社です。
この本で感銘を受けた文章を一部抜粋いたします。
◇出会いは2回目が大切
「あ、この人だ」と思ったら、いかに2回目に会うきっかけを作るかが大事。
◇一緒にいて楽しい人になる
どんな人になりたいかと聞かれたら、僕は「一緒にいて楽しい人」
になりたいと答えると思います。
そのためには毎日をポジティブに、楽しく生きていた方がいい。
◇基本はハッピーエンド
実現できそうか、そうでないかは関係なくハッピーエンドに向けて
どんどんとストーリーを作っていく。
それで少しでも前向きになれていたら、ラッキーだと思いませんか?
◇ドラマを作る勇気
「これは新しいドラマの始まりかも知れない」と感じたら、
思い切って一歩踏み出す。
人生にはそういう勇気が必要なんだなって思います。
◇一日一恥
恥なんてかいたとしても一瞬です。
「今日はどんな恥をかいてやろうか」
それくらいの気持ちで毎日を過ごしていたら、
いまよりずっと面白いことが起きるようになると思います。
◇未来への貯金
「いろんなエピソードであふれたものにしよう」
そう決めた時から、僕の人生が変わり始めたような気がします。
何かしようとするとき、僕は自分に問いかけます。
ーそれって、後々エピソードになる?と。
僕はそれを「未来への貯金」と呼んでいます。
日常のさまざまなエピソードを積み重ねていくことが、
未来を形作っていくと思っているからです。
あぁ。面白い。
小山さんみたいに「真面目にふざけた」大人になりたい。
「ひとをよろこばすこと」に書いてあったのですが、
この方は、サプライズが大好きで、誕生日祝いなどは半年以上前から
内緒で企画を練っておこないます。
サプライズを起こす方もHAPPYで、受ける方もHAPPY。
本当に幸せな連鎖だなぁと思います。