ひらめき教室
佐藤ナオキ 松井優征 二人の対談を1冊にまとめています。
私、佐藤ナオキさんも好きで、
この人の本なら絶対面白い!と思って借りました(図書館)
佐藤ナオキさんはnendoというデザイン会社の社長さん。
国内外で大活躍されています。
松井優征さんは漫画家
「暗殺教室」を描いた作家さんです。
もとは、NHKの対談番組「SWICH」でご一緒されたそうなのですが、
あまりにも気が合うので、その後月イチで会う「飲み友」になったそう。
この本は「SWICH」収録時の対談と、その後何か月かたった後に
改めて本の為に対談した分の2章でできています。
好きだったところの会話を下記に写します。
佐藤:僕も海外の取材で
「日本人としての日本のデザインってどこまで気にしていますか?」
と良く聞かれるんですよ。
別にそんなこと気にしてないじゃないですか。
でも、海外の人からしたら、結果的に僕のデザインの中に
日本的なエッセンスを垣間見ている。
だから、「自分の個性って何だろう・・・」と気にしている学生や
若手クリエイターは、あんまり気にしなくてもいいと思うんです。
松井:何を表現しても、結局沁みだしますから。
「癖が自分を支えている」くらいの意識でいいんじゃないですか?
松井:矢沢栄吉さんが車のCMで
「やりたいことやっちゃう人生の方が、間違いなくおもしろい」って
言ってたじゃないですか。
そうやって生きた方がいいような雰囲気が世間に流れているけど、
好きでもないことを面白くする楽しみもあるんだぞと言いたい(笑)
佐藤:はははは。僕もCM見てまったく同じこと思ってました(笑)
「好きなことやっちゃいな」と言われる方が、自分にはつらいなと思って。
他にもたくさん、お二人面白いなぁ。と思う話が沢山ありました。
私が、読みたいなと思う本は、
「その人自身が、ちょっと(かなり?)変」と思う人の本です。
私変わった人が好きでして(常識は持ってないとだめです!!)
佐藤ナオキさん、本当に面白いんですよね。
そして、初めて知った松井優征さんも、同じにおいがして好きになりました。
マンガはあまり読みませんが、暗殺教室は読んでみたくなりました。
お二人の対談を読んで、私が思ったこと
「自分からにじみ出る個性を大切にすること」