ナガサキレタートリップ作品紹介
現在も現役として三菱重工で稼働している
「ジャイアント・カンチレバークレーン」
デザイナーは中村圭太さん。
今回、中村さんには、他デザイナーさんへのお声かけや
ナガサキレタートリップのロゴ作成など
ディレクションとしての役割でも、大変お世話になりました。
ナガサキレタートリップのイラストレーター+私、6人の中で
一番年下でありながら、みんなのお父さん的存在です。
「ジャイアント・カンチレバークレーン」
スコットランド製で、明治42(1909)年に長崎造船所が輸入した。
塔の上にアームが横向きに載っている形から、「ハンマーヘッド型」とも呼ばれる。
1世紀以上現役で稼働している日本初の大型電動クレーンです。
画像:web九州の世界遺産ページより拝借
世界遺産として登録された
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつです。
長崎造船所にて現在も現役で稼働している為、非公開施設となっています。
「長崎造船所」は
江戸末期、徳川幕府が開設した西洋船舶の修理工場「長崎鎔鉄所」を
三菱グループ創業者の岩崎弥太郎が政府から購入し、
現在の「三菱重工業長崎造船所」となりました。
歴史と由緒がある、長崎には無くてはならない企業です。
正直なところ、私としては、いつも見ている風景の中に紛れ込んでいた、このクレーン。
そんなにすごいものだと知ったのは、世界遺産の構成資産として
クローズアップされてからなのです・・((+_+))
今では、夜になるとライトアップされ、圧倒的な大きさと
近代遺産の美しさを感じることができます。
画像:「長崎造船所」とたそがれ部。
たそがれ部とは、仕事終わりの私が
てがみ屋から歩いて5分の「水辺の森公園」へおつまみ&ビールを持って行き
1人飲んでたそがれる部活動です(?)
ちょうどビール(この時は発泡酒(笑))の奥に光っている建物が
ジャイアント・カンチレバークレーンです。
ジャイアント・レバーカンチクレーンがもし旅博(’90)会場にあったら。
デザイナーの中村圭太さんが、想像しながら作ったデザインです。
陽気でPOPな時代。
その当時のレコードジャケット風デザインです。
この作風を懐かしい!と思われる方だけでなく、
若い世代にも新鮮に映るようで、
老若男女問わず、購入されていきます。