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あさイチ


唐突ですが、我が家にはテレビがありません。

最近そういう方多いですよね。

4年前に今のお家に引っ越した時にテレビを買わなかったんです。

何でかと言うと「観ちゃうから」。

よくテレビがないというと

「すごいーー!えらいーー!」と言われるのですが(笑)

実は私テレビっ子なんですよ。何もえらくない。

もしもテレビがお家にあったら、惰性で見てしまうのが分かっているから買わないけど、

今はyoutubeがお友達です(一緒じゃん!!)

さて、題名のあさイチですが

言わずもがなNHKの大人気情報番組ですよね。

このあさイチになんと!知り合いの先生が専門家として出演されたのです!

すごいーー。まじですごいーー。

どうしても見たくて。

初のNHKオンデマンド(有料)にて拝見致しました。

今回のテーマは先生が研究されている「PTG(トラウマ後成長)」でした。

これは、大きなトラウマを抱えてしまうほどの災害・事故・病気などを経験された方が

その経験の先に新しい価値観を築き、変化を遂げる過程(成長)のことをいいます。

先生自身19歳の時に自動車事故に合い、それ以降車椅子での生活をされています。

私が初めて先生にお会いしたのは、「ヒューマンライブラリー」だったのですが

その時も先生のお話(生き方)に感動したのを覚えています。

さて、オンデマンドで見ると、何回も視聴できるので繰り返しみました。

すごくいいお話だったので、ここに備忘録で書かせていただきます。

3人のPTG経験者のVTRがあったのですが、(震災経験者・癌経験者)

皆さんの話に共通することが、

①辛い気持ちを誰かに何度も話をすることで

その出来事が自分の中で整理されていく

②その中で学ぶことが出てきたり、意味があったのでは?と考えるようになる

③自分の新しい人生に見合う価値観に変化していき、自分らしくなっていく

ということでした。

3名の方は、とある出来事をきっかけに、恐怖などのトラウマを抱えてしまうのですが、

その後誰かに話をすることでPTGが起き、新しいスタートを切っていらっしゃいました。

ものすごく共感しました。

私は何か大きな問題が起こったわけでもなく、深いトラウマを持っている訳でもない。

だけど、日々の生きづらさを抱えている人は心に響くものがあったのではないかと思います。

先生が仰るには

「辛い気持ちは簡単に乗り越えられるものではない」

みなさん何かしらの折り合いをつけて今を生きていくのですが、

辛い気持ちにフタをしないで話をすることが大切。

元に戻れない状況だったら、一旦諦める。

その後に、自分の新しい生き方に見合う価値観に変えて行くということが

PTGの側面にはあるということです。

誰かに話をするということについてですが、

もしも、誰にも話したくなければ書くことがいいそうです。

例えば、日記を書いてみてもいいし

架空の相手(自分と同じ境遇)に励ましのお手紙を書くというのもいいとのことです。

早速自分でもやってみようかなぁって思いました。

素晴らしい気づきをいただきました、先生本当にありがとうございます。

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