4/12とっても嬉しいことがありました。
今から23年前。
私にも短大時代がありました(笑)
東京の短大に通っていたのですが、
今日その時一番好きだった先生が「てがみ屋」に来てくださったのです。
実はこの出会いは数年前の出来事から繋がります。
約5年前になると思うのですが、
3人組のお客様が見えられて「ハガキにお手紙を書きたい」と言われました。
何でもお世話になっている方に書くということで、
当時お店に置いてあった「クラフトパンチ」を使って
楽しそうにはがきにデコレーションをされていました。
最後にデコレーションしたハガキを
「こんな風に出来ました!」と見せてくださったのですが、
そのハガキに書いてある「宛名」それが・・・
私「お名前が見えてしまって、大変申し訳ないのですが
もしかして〇〇様宛って、〇〇先生のことでしょうか?」とお聞きしました。
本来ならば、宛名や本文は見ないようにしているのですが、
やはり知った名前というのは目に飛び込んでくるものですね。
そして、私の短大時代の先生と3人組のお客様のお世話になっている方が一致していることが判明。
その方々は「朗読劇」などの活動をされている方々だったのですが、
その際、先生にご指導をいただいているのだそう。
本当にびっくり!
先生のお名前は今井登茂子さんと仰います。
元TBSのアナウンサーで、
その当時から今現在もコミュニケーションスクール「とも子塾」を主宰されています。
当時先生は、短大で実践のマナーや話し方、ビジネス文書の書き方など
社会に出てすぐに役立つ内容の講義をされていました。正に実践です。
先生は美人で、堂々とされたキャリアウーマンを絵にかいたような方でした。
卒業した後もananなど有名な雑誌等で先生のお名前を見たり、
やっぱりすごい有名な方だったんだなぁって思っていました。
そして、今日。
その時のお客様が今井先生を連れて来てくださったのです。
入ってこられた時に、絶対あの時のお客様だよなー。と思いながら、
私本当に良く見間違えるので、
声を掛けようかどうか迷っていたところ
「あの方今井先生だよ」とお客様の方から私に声を掛けてくださいました。
本当にびっくり!
私は今井先生がまさか長崎に、しかも私のお店に来るなんて思ってもいなかったので
先生には全く気づいていなかったのです。
近寄って声を掛けてみると、あの当時の先生のお顔が!!
もちろんお互いに20数年経過して、歳を取りましたが
先生のあのきれいな笑顔はそのままでした。
私の(女子)短大、1学年に900名近く在籍しており
私は今以上に人見知りが激しく、緊張しいで
授業以外で先生に声を掛けたことはありませんでした。
何か先生が眩しすぎて、私なんかが声を掛けていいものかと思っていたのかも。
「私は短大を卒業してホテルに就職したのですが、
先生に教わったことがすぐに活かせました。」
「先生の授業好きでした。」
と直接お伝えできて本当に嬉しかったです。
先生からは、これまで色んな生徒さんに声を掛けられてきたエピソードをお聞きし、
すごくいい仕事をされているね、頑張っていますね。
と声を掛けて頂き、本当に胸が熱くなりました。
本当に奇跡のような一日でした。
お会いできて本当に嬉しかった。
そして、忘れかけていた大切なことを思い出させていただきました。
接客対応の面白さ、きれいな身のこなし、
堂々とした立ち振る舞い。
しかし謙虚な姿勢。
言葉の大切さ。
そういったことを教わり、それが楽しいと思っていたこと。
このお店を始めた頃、ではないもっと昔
社会人になったばかりの頃の、初心を思い出すことができました。
先生は8月3日に朗読劇のために長崎へ再び来崎されるそうなので
今度は私がお仕事休んででも、先生に会いに行きたいなぁと思っています。
こんな素敵な出会い(再会)を繋げてくださった
T様にも本当に感謝致します。
お店やっていて本当に良かったなぁ。と思った一日でした。