6月後半にお休みをいただき、1泊2日の旅行へ行きました。
巡った場所を紹介いたします。
【日田豆田町散策】
朝8:00に長崎を出発し、長崎自動車道→大分自動車道へ
最初の町、日田へ到着。
1601年丸山城が築城され、城下町が形成された後、
江戸時代より日田は天領となります。
碁盤の目のきれいな町並みで、今も白壁造りの古民家が立ち並びます。
碁盤の目。敵の侵入を防ぐためにわざと見通しを悪くする「食い違い」など、
城下町を旅すると、長崎ではあまり見られない風景を見ることができ面白いです。
日田といえば、お雛様。
今は時期ではありませんが、「雛御殿」(入場料300円)という場所で常時展示されています。
展示場は広く、本当に圧巻でした。
このひな人形以外に色んなタイプのひな人形が展示されています。
中でも初めて見たなぁと思ったのがこちら↓
このひな人形は「おきあげ雛」と呼ばれるもの。
(おきあげ雛とは:
下絵を描いて厚紙に写し、綿をのせて、着物のはぎれなどの布地でくるみ貼りあわせ、
その中に細く削った竹を取り付けて、ワラや畳のヘリに挿して飾るもの)
こんなきれいに作れるなんて、江戸時代の人たちってすごい器用だなぁ。
今は何でも買えばいい!と思ってしまいますが、
昔は自分たちで作らないと手に入らなかったんですよね。
さすが天領だけあって、調度品の素晴らしいこと。
また保存状態も良かったのでしょうね。
同じ天領でしたが、こういう部分は長崎にはないところだなぁと思います。
原爆の影響もかなりあるのでしょうか。
以下の画像、日田の町並みの一部です。
日田のお土産屋さんは充実していました。観光客も平日の割に多かったです。
日田はお醤油、お味噌、羊羹が有名みたい。
私は日田の焼き物「小鹿田焼」(おんたやき)が欲しくて
何件か見させていただいたのですが、今回は購入せず。
いづれ、お家の皿のほとんどを「小鹿田焼」にしたいくらい
素朴でかわいい焼き物です。
今回、旅先からのお手紙を風景印で出したいと思っていたのですが、
お手紙を書く時間が取れなさそうだったので、書いたものを準備して旅行へ出かけました。
こちらが日田郵便局の風景印です↓
日田を出て「耶馬溪」へ
奇岩・秀峰による独特の渓谷は、その美しさから大正12年3月7日に
名勝耶馬溪として、国の名勝(文化財)の指定を受けました。
下画像:「群猿山」(ぐんえんざん)
下から眺めると猿が群がっているように見えることから
下画像:「夫婦岩」
二つの岩が寄り添うように立つ姿から夫婦岩と呼ばれている。
下記画像:鳶巣山(とびのすやま)
左の岩、鳶の幼鳥がエサをもらおうとくちばしを天に向け、
その岩の周りの樹木が巣のように見えることから。
これらの名勝を一度に見られる(写真に収めていないものもあります)場所が
一目八景と呼ばれる展望台でした。
その展望台のある一帯には、ご飯どころが立ち並んでいたのですが
とろろそばや蕎麦饅頭が有名のようです。
私はこちらの「冷やとろろそば」をいただきました。
おいしかったー!
この下には川が流れていて、魚にエサを上げることもできました。
水しぶきを上げる魚たちの音に涼を感じることができました。
次は「旧豊後森機関庫」
ここは写真を撮る方たちの聖地のようで、
写真が趣味の方のfacebookによく出てきていたので、すごく行ってみたかったのです。
映画「僕達急行 A列車で行こう」でもでてきます。
あの映画大好きだったなぁ。全然浮き沈みのない日常映画なのですが、なんか温かいんです。
(旧豊後森機関庫:
昭和9年に「豊後森機関区」が発足され、重要な役割を果たしたが
昭和45年9月の九大線無煙化により蒸気機関車が姿を消し、
翌昭和46年4月に豊後森機関区は廃止となりました。
現在は線路が外され、扇型機関庫と転車台が残るのみとなっています。)
上記は当時の模型です。
転写台を回すことでレールを連結させ、機関庫に収めていたのですね。
この場所で燃料の石炭・水の補給などをおこなっていました。
模型が展示されていたのは駅舎の近くにある
「豊後森機関庫ミュージアム」(入場料100円)
機関庫の資料他、奥には広い休憩所があり、
休憩所はJR九州のほぼすべての観光列車のデザインを手掛けている
「水戸岡鋭冶」さんの資料館となっていました。
JR九州の観光列車の図面など、普段は見られない貴重な資料が置いてあります。
その休憩所に置いてあった「日記帳」を覗いてみると
「HPT」とか「聖地」とか書かれていて・・・
なんか鉄ヲタと様子が違うんですよね。
何だろう?とググったら、アニメ「ラブライブ」関連のようです。
詳しくはこちらを
豊後森機関庫の前には「玖珠郵便局」がありました。
記念に風景印をいただいてきました。
その後同じ玖珠にある「三日月の滝」へ
そこではカヌーの体験ができました。
カヌーは初体験!結構難しかった。 頭では「こっちへカヌーを回したい」と思っているのに
逆方向へ進んでしまったり。結構頭使いますね。これははまりそう!
途中カヌーの不具合で浸水するハプニングもありましたが(笑)
後ろのシート部分(笑)!
こういうロケーションでした。すごく気持ち良かったです。
その後やまなみハイウェイに乗り、本日の宿泊地「筋湯温泉」へ。
山の中の温泉で、星空も見えて最高でした。