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日田ー阿蘇旅②


日田ー阿蘇旅①からの続き

2日目は雨の予報

まずは宿を出発して「黒川温泉」へ

黒川温泉内に5つ駐車場があるのですが、

ほとんどの駐車場で満車!

平日というのにすごい人気です。

ちなみに上の看板の英文

WELCOME TO KUROKAWA SPAと書かれていたのですが、

SPAがONSENに書き変わっていました。

今やONSENが世界共通語になりつつあるのでしょうか。

これぞ黒川温泉といった風情の写真が撮れて嬉しい。

山の中の川沿いの温泉街。

旅館や橋などの色味も統一されていて、散策するだけで楽しい、絵になる温泉街。

観光客は国際色豊かで、韓国や中国、東南アジアの方々も沢山いらっしゃいました。

 

阿蘇神社

ご存知の方も多いと思いますが、

2016年4月に発生した熊本地震で「桜門」と「拝殿」が倒壊してしまいました。

この画像の更地は拝殿があったところです。

倒壊直後の写真↓

阿蘇神社は重要文化財に指定されているので「復旧」するのにとても時間がかかるのだそう。

現代の匠たちの手によって、一日も早く復旧することを微力ながらお祈りしております。

阿蘇神社の駐車場には倒壊した桜門と拝殿の部材が一部保管してあり

間近で見たり、触ったりすることもできます。

私も触らせていただきました。

今になって思うと感慨深い。

阿蘇神社の歴史は2000年以上も前にさかのぼるらしいのですが、

これらの社殿ができたのは天保6年(1835)から嘉永3年(1850)にかけて、

熊本藩の寄進によって再建されたものだそう。

桜門に至っては「日本三大桜門」の一つらしいです。)

今から約200年ほど前の匠が製作した装飾品を触ったんですね、私。

♡型に見えるものは「猪の目」と呼ばれるものらしいです。

 

ちなみに阿蘇は「赤牛(あかうし)」という牛が有名で

阿蘇付近には赤牛のお店が沢山あるのですが、

今回は阿蘇神社近くのお店でお昼ごはん

私はハンバーグを食べました。美味しかったー!

 

草千里

霧がかかって見通しが良くなかったですが、草千里です。

今阿蘇山は噴火警戒レベル2の状態。

火口付近に立ち入ることはできません。

(補足:火口付近へは中腹よりロープウェイを使って登るか、車で登るか(有料道路)です。 2014年8月の噴火時にロープウェイの施設が大打撃を受けロープウェイ運行がストップした後は

代わりに「ループシャトル」というバスでの運行をしていたそうなのですが、

警戒警報が発令されている時期は、その運行もストップしております。)

(ホームページを見てみると、ロープウェイは再建する運びのようです!)

 

さて、旅の最終目的地「高森」

こちらにはこれまたびっくりな観光スポットがありました。

「高森湧水トンネル公園」

入口・・・私は事前に何の情報も入れず来てしまったので、中に入ってビックリ。

(ビビり過ぎて写真を撮り忘れたのでじゃらんnet.さんから下記画像を拝借)

トンネルの内部、中央に水路があり、歩道は端の部分。

雨が降っていたため、行った日は水量が多く、

「ドンドコドンドコ」音がするくらい流れていました。

何か落ちてしまいそうで、怖かった^^;

このトンネル2km先で行き止まりになるのですが、なんでだと思いますか?

正解は「水が沸き出て来たから」です。

こちらの高森トンネルは

元々鉄道を敷設しようと掘り進めていたのですが、

2km地点で水が沸き出てきて工事がストップ。

更に鉄道計画自体が白紙になってしまったそうです。

この状態で閉鎖されていたこのトンネルを平成6年に親水公園として整備し、

今の高森湧水トンネルとなりました。

 

さて、ちょっとおさらい的に

こちらの地図は「熊本観光情報」さんから拝借致しました。

地図右上の至黒川温泉方面からやまなみハイウェイに乗って阿蘇神社へ

その後阿蘇中岳火口付近へ向かって登って行き、草千里へ。

烏帽子岳を右手に観ながら下り高森へ縦断した形です。

子どもの頃から何度も来ている阿蘇ですが、

私はつい最近初めて知ったことがあります。

この赤枠の部分、全部火口なんですね。

知った時びっくりしました。

え?私だけですか??

外輪山に囲まれた赤枠部分にある平地の火口原には約5万人の方が暮らしています。

その真ん中に阿蘇中岳があります。

ほんとに、何度行っても阿蘇大好きだ~~!!

また雄大な自然を感じに阿蘇へ行きたい!と早くもウズウズです。

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